ゴミ捨て掃除当番
「もうっ!
何でカスミもタケシもサトシも手伝って帰るわけ?!」
もうっまったく。
こんなごみ重いだけかも!
あーあ。
誰でもいいから手伝ってほしいかも!
彼女は罵声を飛ばしたり、ただただ文句を言いながら
大きなごみ袋と小さなごみ袋を2つ持って
僕の前を歩いていった。
きっと僕に気づかなかったのだろう。
普段気づいていたなら僕に持たせていたのだろうから。
「本当っーに誰もいないかも。
はぁぁ何でこんな時に掃除当番・・・。
早く帰りたいかも!」
「やぁハルカ君。
相変わらずその物言い。
美しくないね。」
「シュウ!
っていうかシュウも相変わらずかも。
だいたい見てたんなら手伝ってほしかったかも。」
「君が声をかけてくれてたのなら手伝わない事もなかったさ。」
「なっ?!
っていうかシュウ、そこにいたの?」
「気づかなかったのかい?」
だって周りを見たって誰も居ないような気がしたから
此処に来るまで周りを見ようと思わなかったし・・・・。
愚痴ばっかり言ってたし・・・・。
本当に気づかなかったかも。
「気づかなかったんだね?」
「・・・・。悔しいけどそうかも。」
「素直に認めるのは美しい事だよ。
ハルカ君。」
「・・・・で、手伝ってくれるの?!」
「それが人に物を頼む態度かい?」
「うっ・・・・。
手伝ってほしいかも。」
「まぁ、手伝ってあげてもイイケドね。」
「なんかその言い方引っかかるかも。」
「そうかい?」
「・・・・。」
ああ、でも。
いつもの事のような気がするし。
あなたはあたりまえのような返事をくれるし。
それでいいのかもしれないけど。
「・・・・・・・・。」
「・・・・・・。」
なんか引っかかるかも。
いくらなんでも持ってもらってるからってそんなに軽いはずないかも。
「!」
「?」
最近私鈍くなったかも。
だって シュウが
大きい方を持ってくれてるなんて思わなかったかも。
普段は嫌味を言って喧嘩して結局持ってもらってたのに。
ああ、でもこんなにしてくれるのなら。
少しは素直でいるのもいいかも。
だから時には。
「ありがとう。シュウ。」
素直に。
「!//////」
めずらしいかも。
顔赤くなるなんて。
じゃあこれからも。
時にはあなたの余裕のない顔
見られるように。
少しは素直になってみてもいいかも。
「暗くなってきたね。」
「あ〜あ。
テレビ見れなかったかも〜。」
「早く帰ろうか。」
「?!一緒に?」
「暗くなるだろう?」
「大丈夫だからいいかも。」
でも・・・
ちょっと怖いし。
送ってもらえるなら
出来れば甘えたいかも。
「本当にいいの?」
「怖くないもん!大丈夫!」
強がりだって自分ではわかってるもん。
「〜〜〜っで何でついてくるの?!」
「心配だからだよ。」
「心配しなくても大丈夫かも!」
「素直じゃないね。ハルカ君。」
だって時々だけしか素直にならないもん。
「悪かったわね!」
End.
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